① パッケージ外観

にベクトルを全振りしたミントキャンディです。
②小袋外観

◆食べてみた感想
口に入れた瞬間、メントールが鼻腔と上顎を一気に駆け上がります。スースー感は5段階中5。ミント菓子に慣れていない人だと「痛い」と感じても不思議ではないレベルで、特に喉に強い刺激があります。
ただ、15〜20秒ほど舐めていると、刺激の奥にほのかな甘みが立ち上がり、味の輪郭が少し丸くなってきます。ここからが本商品の本領。尖った清涼感を芯に、甘みが薄い膜のように覆ってくれるため、辛うじてバランスが取れてくる——そんな“強者の飴”です。
舐め終えた後もしばらく清涼感が残存。鼻呼吸をするたびに冷気が駆け抜けるようで、余韻は長め。ここは賛否が分かれるところですが、「眠気覚まし」「口中リフレッシュ」という目的には抜群の相性です。
一方で、飴を舐めている最中〜舐め終えてからすぐのタイミングで冷たい飲み物を飲むと“キーン”と刺さるような冷感が来ます。強いミントに慣れていない方は特に注意。常温の水か、温かい飲み物と合わせる方が無難です。
1粒目は「強すぎるかも…」と身構える刺激ですが、数粒目で甘みの存在がよりはっきり感じられるように。甘ったるくはないが、無機質でもない絶妙なライン。強刺激に慣れているミント上級者なら、作業中に“間隔を空けつつ”複数粒いけると思います(ただし後述の注意点あり)。
原材料・栄養成分・特徴

原材料例:水あめ(国内製造)、砂糖、ペパーミントエキス粉末、ハーブエキス/香料、カフェイン、緑茶抽出物、着色料 ほか
ハーブ由来成分が複数使われており、単なるメントール一本槍ではなく「香りの厚み」を演出。刺激は最強クラスですが、香りが単調に感じにくいのはこの配合の妙でしょう。

栄養成分表示(1袋81gあたり):エネルギー315kcal、炭水化物77.8g、カフェイン54mg(推定値) ほか
カフェインを配合している点が大きな個性だと思います。
ただし、粒あたりのカフェイン量は記載からは読み取れないため、短時間に食べ過ぎないこと、夜遅い時間の摂取は控えるなど、体質に合わせたコントロールが必要です(妊娠中・授乳中の方やカフェイン感受性が高い方は特に注意)。
◆どんな人に向いている?
・強い清涼感で一気に気分転換したい人
勉強・運転・長時間デスクワークの眠気対策として優秀。
・ミントの“突き抜け感”が好きな上級者
刺激の奥に感じるほのかな甘みを楽しめるはず。
・口臭対策+覚醒感を同時に求める人
清涼感の持続とカフェイン配合の組み合わせは貴重。
逆に、ミントやメンソールが苦手な人や喉や口内が敏感な人・辛味や刺激に弱い人にはハードすぎます。まずは刺激弱めのミント飴から慣らす方が安全です。
◆シーン別おすすめ度
眠気覚まし … ★★★★★
速効性と持続性の両立。
食後の口直し … ★★★☆☆
強すぎて食後の余韻を上書きしがち。
ドライブ・夜勤 … ★★★★★
咀嚼不要で安全・手軽。
リラックス目的 … ★★☆☆☆
リラックスより覚醒に寄る。
◆持ち運び・保存の注意点
大袋はジッパーなしタイプ。開封後に持ち歩くと中身がこぼれるおそれがあるため、輪ゴムやクリップで口を留める、もしくは小さなチャック袋に小分けするのがベターです。
◆食べ合わせ&楽しみ方のコツ
・常温の水 or ぬるめの飲み物と
舐めている最中や舐め終え直後に冷たい飲み物を飲むと“キーン”と鋭い冷感。これはこの飴の“仕様”と割り切るべきポイント。常温~温かい飲み物が相性◎。
・集中したいタスクの直前に
刺激のピークは最初の1〜2分。開始直前に口に入れて“スイッチ”を入れると作業モードに入りやすい。
・連食は感覚を見ながら
刺激は慣れると甘みが顔を出しますが、短時間に複数粒はカフェイン過多や口腔刺激の過多に注意。体質と相談しつつ、間隔を空けるのが吉。
◆まとめ:突き抜ける一発が欲しいなら“買い”
スースー感:★★★★★(5段階中5)
慣れていない人は「痛い」と感じる可能性大。刺激好きは満足度高し。
味わい
刺激の奥にうっすら甘み。単調さを避ける配合で香りの奥行きあり。 注意点 冷たい飲み物と同時は“キーン”確定。大袋はジッパーなしで持ち運びに工夫が必要。カフェイン配合につき連食は控えめ推奨。
◆こんな人におすすめ
眠気覚まし・気分転換・仕事/運転前の切り替えに“突き抜け”を求める人。
“ほどよいミント”では満足できないあなたへ。
春日井「強烈ハードミント」は、日常に一本、強力なブーストをかけたいときの頼れる相棒です。刺激の山を越えた先に、ふっと顔を出す甘みの余韻まで楽しんでみてください。