
キャッチコピーは「のどから鼻まで、スーッと広がる超強力なメントールパワー!」。実際に舐めてみると、その文言に偽りなし。最初の数秒で舌先と喉に冷感が走り、すぐさま鼻腔までミントの刺激が駆け抜けます。呼吸をするたびに冷気が逆流してくるような“深呼吸系”の爽快感で、眠気対策や気分転換、マスク下のムワッと感をリセットしたいときに抜群の即効性。
スースー感:★★★★★(5段階中5)
ハードミント好きにも満足度が高い一粒です。
◇味・刺激のプロファイル
一粒目は「痛快」寄り。ミントの刺激が強烈で、慣れていない人だと喉や舌にピリッと痛みに近い感覚を覚えるかもしれません。数十秒ほどで刺激がピークに達し、その後はややマイルドに。ベースはクリアな砂糖菓子系の甘さで、強いクール感の奥にうっすらとした甘みが感じられ、刺激と甘みのバランスが最後まで破綻しません。噛まずにゆっくり溶かすと、終盤にかけて甘みが前に出てきて、フィニッシュはツンとしつつも心地よい後味に着地します。
コツ:強刺激が苦手な人は、舐め始めを頬の内側に当てる/口を半開きにして空気を抜くように呼吸すると、刺激の立ち上がりが和らぎます。
◇スースー感の“残響”
ハイパーミントは“余韻”が長いのが特徴。舐め終わってからも喉〜鼻の冷感がしばらく残るため、直後に冷たい飲み物を飲むと“キーン”と倍増して感じます。これはメントール濃度が高い証でもありますが、冷水・炭酸・アイスコーヒーなどは直後は避けるのが無難。逆に、常温の水や温かい飲み物を少量飲むと、刺激の角が取れて後味がスッと収まります。
◇カロリーと摂取の目安

成分表示によると1粒あたり約15kcal。スースー系キャンディとしては平均〜やや高めの部類です。「刺激がクセになって連続で食べがち」なタイプなので、“ながら舐め”にはカロリー注意。1回に1粒、1日の上限感としては4〜5粒程度に抑えると気兼ねなく楽しめます。甘さはしっかりありますが、べたつき感は少なめで後口は比較的クリーン。
◇パッケージ・持ち運び

スティックタイプの外箱に12粒入り(側面表示)。ポケットやバッグに入れやすいサイズですが、外箱はジッパーや再封シールは無し。一度開けるとフラップがやや緩みやすいので、持ち運ぶ際は注意して下さい。内袋ごと小さなジップ袋に入れておくと安心かもしれません。

メントールレベルはメーカー基準で『3段階中の「3」』と明記されており、ブランド内でも最強クラスの位置づけです。
◇シーン別おすすめ度
眠気覚まし・運転前の気分切替:★★★★★ 立ち上がりの強刺激で一気に覚醒。ガムが苦手な人の代替にも。
マスクリフレッシュ:★★★★★ 呼吸のたびに冷感が広がり、こもった感じをリセット。
喉の違和感ケア:★★★☆☆ 清涼感は強いが、刺激が強すぎると逆に辛い場合も。
おやつ的な満足感:★★★☆☆ 甘みはほどよいが、主役はあくまでメントール。甘党には物足りない可能性。
◇向いている人・向いていない人
向いている人
目が覚めるような“電撃系”クール感を求める のど・鼻まで突き抜ける強い爽快感が好き ガムの噛みごたえより、短時間で一気に効く清涼感を重視
向いていない(慎重に)
強い清涼感で痛みに近い感覚が出やすい人 胃腸が弱く、空腹時の強ミントでムカつきやすい人 連続で食べがちでカロリー管理が気になる人(1粒15kcalを意識)
◇実食メモ(体感の時間経過)
0〜10秒:舌先から喉に強烈なクールショット。
10〜60秒:鼻腔に抜け、涙腺が少し刺激されるレベル。呼吸が気持ちいい。
1〜3分:刺激はやや落ち着き、
◇代替候補との使い分け(同ブランド内イメージ)
ハイパーミント(本品):最強クラス。瞬発力・覚醒力重視。
オーシャンブルー:爽快だがややマイルド。日常使い向き。
◇総評
ホールズ「ハイパーミント」は、“刺激で選ぶ人のための最終回答”のようなキャンディです。のどから鼻へ一気に広がるクールウェーブは、ブランドの売り文句通りで、集中したいとき・だるさを切り替えたいときの武器になります。一方で、1粒15kcalという見落としがちなカロリーと、強刺激ゆえの“痛感”は要注意。はじめての方は舐めるタイミング(空腹直後を避ける、冷たい飲料と併用しない等)を調整すると、より快適に楽しめます。持ち運び時は外箱のフラップが開きやすいので気になる方は小ジップ袋での管理が吉です。
結論:強烈なスースー感を求めるなら文句なしの一本。日常リフレッシュの切り札として常備しつつ、食べ過ぎと冷飲料の“キーン”には注意——これだけ押さえれば、最高の清涼体験が手に入ります。